みなさん、こんにちは！
今日はおすすめの本の紹介をしようと思います！
5000mで14分台を狙えると思ってから１年以上出せない日々。
藁にもすがる思いでこの本を読んでみたらその週の記録会でベストを30秒近く更新し初の14分台を出せました！
なかなか記録が出せず苦しんでいる人だけでなく、全ての人にオススメの本になっています！
- 長く自己ベストを更新できていない人
- スポーツをしている人全般
人は思い込み（先入観）に支配されている
何度やってもうまくいかない…
どうせ僕にはできやしない…
みなさん一度は似たようなことを思ったことがあるのではないでしょうか？
人は”脳”の指令によって動いており、”思い込み”とは知らない間に脳が決めつけている状態です。
人の結果に驚くのも勝手にその人の力量を思い込んでいるからではないでしょうか？
そして”思い込み”とは自分にもものすごく影響します。
『どうせ上手くいかない』や『ミスしてしまうかもしれない』など負のイメージを持っていると”脳”も自分にはできないものだと判断して指令を出します。
「火事場の馬鹿力」という言葉がありますが、”ヒト”はみんなの想像を上回るような力を秘めています。
でも、最大限の力を出してしまうと身体が壊れてしまう可能性があるため自然と脳が「リミッター（制限）」をかけてしまっているのです。
そして、本当の力の10%も出ていないパフォーマンスを自分の最大限だと勘違いしてしまいます。
この本では信じられないような体験談の話に交えて、「火事場の馬鹿力」を出す方法を紹介しています！
そしてこの信じられない体験談をした人達はみな、本の著者である鈴木颯人さんのカウンセリングを受けメンタルトレーニングをした人達です。
ここまでの話で『ポジティブ』になればいいんでしょと思う方もいると思います。
「脳がワクワクする」ことは間違いなくパフォーマンスを上げることに大事なのですが、この本ではピンチのときの力の発揮の仕方も書かれています！
オススメする理由
17人もの経験談が記載
信じられないような体験談が書かれていると言いましたが、野球や柔道、剣道に競輪、ソフトボールや中・長距離走などほんとに幅広いスポーツ選手の体験談が書かれています！
また、トップ選手だけでなく県大会を狙う学生の話もあるので共感できる部分が多いと思います！
競技やレベル、年齢を問わないからこそ多くの人に読んでもらいたいです！
文章の構成が綺麗
気づいたら読み込んでしまう。
そんな内容・構成になっています！
まえがきから順番に説明をして体験談を紹介し、実践方法を書いていますので非常に理解しやすいですし、早く続きを知りたい！と思ってしまいます。順番に読むことをオススメします
本を購入してその週に試合があったこともあるのですが、私は大学の講義中も隠れて読んでしまいました。笑
具体的なメンタルトレーニングが書かれている
そして、最後に具体的なメンタルトレーニング方法が書かれています！
読んだその日から実践できる内容になっているので誰でもマネしてパフォーマンスを上げることが可能です。
まず、一通り読んだら定期的に好きなところやメンタルトレーニング内容が書かれているところを繰り返し読んでみるといいと思います！
【私の体験談】初めて14分台を出したお話
私は大学２年の春に購入しました。大学１年の頃うまくいかず２年でも結果が残せなかったら陸上を辞めると決心しました。
陸上は４月からトラックシーズンが始まるのですが、１ヵ月ほど36.8～37.4℃くらいの微熱続くなかでのシーズンインとなりました。
病院で精密検査を受けても異常なく、ストレスや疲労からだろうと診断されました。
日常生活や大学の講義はとてもしんどかったですが、走ると良くなっていたため微熱の中でも練習や記録会に出ていました。
『このレースで5000m14分台を出す！』と決めたのですが、そのレースでは15分30秒ほどかかってしまいました。
次の週にもレースがあり、藁にもすがる思いで手に取った本がこれだったんです。
大学の講義中も夢中になって読みました。
以前の私は3000m以降失速することが多く、『どうせ3000m以降きつくなるんだろうな～』と思っていましたが、自分が思い込んでいるから毎回3000mで失速することに気づきました。
次の週のレース日、37.2℃あったのを覚えています。でも、その日のレースはワクワクしており3000m以降も失速せず走り切ることができました！自身初の14分台である14分51秒です！
当時のベストは15分20秒でその前の週は15分30秒ほどかかっています。
そしてその年には14分43秒、14分40秒と３度ベストを更新することができました！
微熱はこの日を境になくなりました。自分に走れなかったときの保険をかけていたのですかね笑
練習の消化率は大学１年の頃とそんなに変わりなかったのに不思議です。
私の”思い込みのフタ”が外れた瞬間でした。
併せてオススメする本
本はあまり読まないのですが、メンタルに関する本や人に考えに触れる本は中学生の頃から好きで読んでいました！
中学の野球部時代に読んでいた「No.1メンタルトレーニング」という本と今回ご紹介した鈴木颯人が書く「弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉」という本をオススメします。
「No.1メンタルトレーニング」はこの本と同じく”脳”に注目したメンタルトレーニングで本を読みながら書いていくことで自然と「最強思考脳」を作ることができます。
「弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉」はメンタルトレーニングというより、有名なスポーツ選手の言葉が場面とともに綴られています。
どちらも併せて読むことで相乗効果がありますのでぜひ手に取ってみてください！
最後に
いかがだったでしょうか？
本のなかでもたくさんの体験談が出てくるのですが、私自身も体験した一人になりました！
知らないうちに勝手に思い込んでいたなんてことはよくあります。せっかくの才能も隠れてしまっているかもしれません。
ぜひ一度読んで欲しいです。
また、読んだ感想や成功体験なども教えてくださると嬉しいです！
今回も最後までお読みいただきありがとうございました！
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