皆さんこんにちは!
日本インカレの反省なんて書く予定ではなかったのですが、日本インカレを境にぱったり走れなくなってしまったので自分の中で整理するために書こうと思います。
読みたい人だけ読んでいただければと思います。
人一倍暑さに弱い自分にとって、熊谷での日本インカレはそもそも期待できるものではありませんでした。
7月の県選10000mでは33’40かかったり、夏場のポイントは全然こなせなかったりと理想の練習は積めませんでしたが、それでも出来る範囲で最善の準備をしてきたつもりです。
その結果、走り込みからの移行期では3000mを8’30くらいで走れたり、5000mを3’00/kmでペーランできたりとなんとか全カレに向けて合わせることができました。
当日のアップはよくネット上でみる選手や競技場から聞こえてくる応援の盛り上がりに感化され、とてもワクワクした状態でアップすることができました。
アップの感覚もよく、心身ともにいい状態だったと思います。『調子はいい。30分台ではまとめられる』そう思ってスタートラインに立ちました。
しかし、現実は甘くなく上手く呼吸できず、調子が良い走りとは程遠い走りになってしまいました。
ビリだったことよりも力を出し切れなかったことがすごく悔しかったです。
でも、伊勢路こそはとすぐに切り替えたつもりでした。
全カレのあとは伊勢に移動し、全日本大学駅伝の試走をしてから帰鹿しました。
そして、全カレから10日ほど経ってポイント練習を再開しました。12000m(3’20/km)の予定でした。
しかし、10000m39分かかってやめました。最初から呼吸が苦しく、身体は前に進まず、3000m以降は落ちていく一方でした。
ここで初めて自分がまだ全カレを引きずっていることに気づきました。
スタートラインに立つまではいけると思ったレース。調子良いと思っていたからこそ走れなかったことがショックで自信を失ってしまったんだと思います。
家族も全員応援に駆けつけてくれてゴールするまで声をかけ続けてくれました。恩返しどころか勇姿を見せることができなかったことが悔しくて情けなくて、、だからこそ伊勢路は失敗できないと背負い込んでいたのかなと思います。
それから少しずつ自分の中で整理して、少しずつ調子も上向いている気がするのですが、本調子には程遠くて、本戦に向けて調子を上げているチームに申し訳ない気持ちです。
もともと期待していなかった全カレ。少し調子が良いからと勝手に自分に期待して、勝手に自分に失望して。
走る前はどんな結果だろうと後悔ないと思っていましたが、また同じ舞台で走りたい。少しでも関東勢に追いつきたいと思ってしまいました。
この世は煩悩の世界。そう考えればこの感情もごく当たり前のことなのでしょう。
何年もかけて達成した目標でも達成してしまえば、コンディションがもう少し良ければ、組がもう少し良ければと欲が出てしまいます。
競技を続ける限り、生きている限りこのいたちごっこです。
私は今年で競技を一区切りすると決めています。『伊勢路でお世話になった方々に恩返しする』これも私のエゴ、煩悩なのかもしれません。それでもこれだけは譲れないなと思います。
なかなか調子が上がらず、苦しい時期が続いていますが頑張るしかないです。
頑張るがどう違うのかわからないけど、どこか前の頑張るよりはすっきりしている気がします。
伊勢路にピークを持っていければそれ以上、競技人生望むことはありません。
11/5(日)楽しみにしていてください!最善を尽くします!
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