久しぶりの更新になります~
一週間前に島原駅伝があり、後輩たちの応援に行ってきました。
思うことがたくさんあったので忘れないように残しておきます。
6年間の集大成として臨んだ去年。今でも夢であってほしいと願うほどの大ブレーキ。
走れなかった理由がわかってきた気もするし、いまだにわからない気もします。
島原駅伝10年間入賞なしのところから全カレに全日本大学駅伝、できすぎなラストイヤーを過ごさせてもらいました。
全カレで思うように走れなくて、そこから走り方を忘れてしまったかのようにどんどん走れなくなってしまって
全日本大学駅伝1週間前は3kmで9’19(3’00-3’03-3’16)かかってしまいました。
それでも全日本本番はなんとかなったし、全日本さえ乗り越えれば自然と調子は上がってくるって思っていました。
でも、なかなか調子は上がってくれなくて島原1週間前に「ぶっちゃけ、どうですか?」って後輩に聞かれたときに
「正直、自信はない」と答えてしまいました。
「でも、全日本前よりはいいしなんとかする」って。驕りとか慢心とかじゃなくて自分が走らなきゃってずっとそんな感じだった気がします。もうちょっと周りを頼ることができたらよかったのかな。
島原ついたらそんな去年のことが昨日のことのように鮮明に思い出されて、3区の後輩に声をかけにいくときは涙がこぼれそうでした。
この1年間後輩たちがどれだけ頑張ってきたかたくさん伝わっていたのでなんとか報われて欲しいと
1区から志學館大学に主導権を握られ苦しい展開でしたけど、最後の最後まで優勝を狙って前を追って、うちらしい駅伝だったな~と思います。
走り終わってごめんなさいって涙する後輩たちを見て、胸がいっぱいになりました。
自分も去年は悔やんでも悔やんでも悔やみきれなくて、時間が経つたびに自分の無力さに打ちひしがれ、3日間ほど外に出られませんでした。
みんなからの慰めの言葉も素直に受け取れなくて、そんな中一番しっくりきたのが
“死ぬまで背負って生きちゃってください”でした。
『責任とってやめる』って世間でよく使われるけど”責任とる”って”向き合い続ける”ことなんだって学びました。
結果を出すことが責務なら、結果出すまでやり続けるのが責任だし、やめたらそこで終わりだなって。
僕もまだ去年の負けがあったからなんて到底思えないけど、そういう日が来るまで向き合い続けようと思います。
だから後輩たちが全力で優勝目指して求めてくれるうちは僕も全力で後輩たちに応えようと思います。
OBになって心境の変化があるとすれば、結果にこだわってやった結果なら結果がすべてじゃないんじゃないかなって。
負けてもいいって言ったら語弊になるけどみんなが納得して終われればそれが何よりだな~と思います。
OBとして優勝を期待できるってとても幸せだし、誇らしい。親のためとか恩師のためとかOBGのためとかそんな多くのもの背負わなくていいから”チームのみんなのために”って頑張れたらそれが一番なんじゃないかな~
みんなが信じて託すからときに想像以上の力を発揮できるし、駅伝は面白くて美しい。
2位→3位→2位→3位。なかなか悲願の優勝は遠いし志學館は強すぎるけど、なかなか結果のでない時期もずっと出場して紡いでくれた先輩方のようにうちの”想いを繋ぐ駅伝”を下へ下へ紡いでって欲しいなって思います。
誰かを想って背負って走るってシンプルに素敵だぜ。絶対一生の財産になると思うし、鹿大に来てよかったって鹿大で陸上してよかったって思ってくれたら僕にとって何よりの財産です。
また1年間、みんなで頑張ろうぜ^ ^
ps.みんなを元気づけようと次の日優勝だけ目掛けて通信10km走りましたが、見事レジェンド中村さんにけちょんけちょんにされました。ここぞってときに決められる人になりたいですね、笑
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