みなさん、こんにちは!
今回は朝練は必要かどうかについて考えていきたいと思います!
強豪校では当たり前のように行っている朝練ですが、進学校で速い人の中には朝練をしておらず一部練の人も多くいます。
朝練を行う目的や効果から必要かどうか考えていきたいと思います!
朝練の目的・効果
故障のリスクの分散
前提として、一度に20km走るのと朝と夕に分けて10kmずつ走るのでは、練習の効果は前者の方が高くなります。
でも、継続の観点でみたときに長く続けられるのは後者だと思います。また、前者に比べて疲労も溜まりずらいですし、回復が早くなります。
ロング走は最低週1で入れたほうがいいと考えているので、普段は二部練でロング走をするときだけ一部練でもいいと思います!
体重管理
空腹状態での有酸素運動は脂肪燃焼効果が高いため、体重管理がしやすくなります!
当然ですが、体重は軽い方が走れます。
痩せすぎは貧血や故障のリスクを高まるので極度のダイエットは逆効果ですが、朝練をしてしっかり三食摂ればいい状態をキープできると思います!
脂質をエネルギー源へ
距離が伸びるほど脂質をエネルギーに変換する能力が必要になってきます。
マラソンで30km以降失速しやすい人はエネルギー不足が大きいのですが、うまく脂質をエネルギ―として利用できると30km以降の失速もしずらくなります。
下の記事で「Sleep Low」について書いているので気になる人は読んでみてください。
Sleep Lowは強度はそのままで朝練の効果を高めたい人にもオススメです!
一部練か二部練か
高校までの私は『強い人は二部練が当たり前』だと思っていました。
でも、大学に入って一部練でも強い人も一定数いることを知りました。
- jogのペースが速い
- 毎日のように15~20kmほど走れる
- 朝練しないことに負い目を感じていない
一部練でも強い人に共通することは上記でしょうか。
私のjogのペースは5’00/kmがベースなのですが、一部練の人はjogのペースが4’00/km前後のことが多いです。
練習の強度=質×量
練習の強度としては二部練の私と変わらないのかなと思います。
長距離の練習で大事なのは距離よりも活動時間なので、効果としては一部練で長く走る方が効果は高くなります。
上記でも述べたのですが、故障のリスクを分散したり回復が早いのは二部練なので人それぞれかなと思います。
私の考え
一部練の人は朝起きれないから一部練にしている人が多いように感じます。
大学では寝るのが遅くて起きるのがお昼ごろになる人もいるので、生活リズムを整える意味でも朝練はオススメです!
一番大切なのは、自分が納得できるかどうかです!
朝練をしなかったときに負い目を感じる人は朝練をした方がいいと思います。
競技において精神状態は非常に大切なので、自分が気持ちよく競技を続けられる方を選びましょう!
一部練で強い人は朝練をしていないことを言い訳にしませんし、その代わり1回の練習での集中力が高いです。
走行距離を増やしたいという人もまずは練習の回数を増やして分けて踏むと無理せず距離を増やせると思います!
まとめ
- 故障のリスク分散
- 体重管理
- 脂質をエネルギー源として使う
- 生活リズムを整える
最後に
いかがだったでしょうか?
一部練でも二部練でも最後は本人が目的をはっきりさせて納得することが重要です。
朝練は一度習慣化してしまえば、苦痛じゃないので故障しやすい人や距離を増やしたい人は朝練を始めてみてください!
一部練の人も練習の効果を考えてメリハリがしっかりできれば二部練の人と同じくらい練習効果を得ることが可能なので心配しなくて大丈夫です!
コメント